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額田歴史の散歩道(額田城跡保存会員)

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2015年05月30日(土)

多連郭方式 額田城

額田城は建長年間(1249~1256年)佐竹義重の次男義直が築城したことに始まる。10代義亮のとき、山入氏の乱に巻き込まれ、本家と対立、1443年に落城、佐竹本家の家来、小野崎氏が後継、7代小野崎照通の時、佐竹義宣に攻められ、常陸太田、黒羽、中禅寺を経て伊達政宗の陸奥に逃亡する。(1591年)なお、2013年ひたちなか市の土蔵から伊達政宗との佐竹氏攻略の密書が発見され、翌年額田の根本家から小野崎昭通の逃亡の経緯が記された額田城没落の記が発見されマスコミの話題となった。東西に1200M、南北840Mという中世で茨城最大級の面積を誇り、東京ドームの21.5倍の大きさで額田の宿の4分の3を占める。多連郭方式、群郭方式ともいわれる。本丸、2の丸、3の丸から11の丸まである。南側に昭和18年まで有が池という水戸の千波湖クラスの沼があり北側は久慈川であり自然の要害となり、難航不落の城と言われた。

額田歴史の散歩道(額田城跡保存会員)

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